2010/04/28

コーディネート

今回2種類のワンピースを入荷してますが、
1つ目のワンピースは女の子の大好きな異素材組み合わせワンピース




























グレーの色が落ち着いてる感じがするけど、逆に大人っぽく着たいならこれ。
甘くなりすぎない。そしてカットソーとの組み合わせだからかなり楽に着られる。































そしてかわいらしくチェック柄ワンピース。裾の分量があるからボリューム感がきれい。




























チェックだとかわいくなりすぎるかな。と思いがちだけど襟元とポケットがカジュアル感があるのでそこまでラブリーにはならない。



























シルクフリル付きロングカーディガン。カーディガンがシンプルだから中には柄物で合わせちゃお。
今年っぽい花柄でもボーダーでもなんでも合わせられるから着回しがきく。
素材も薄めだしまだまだこれから使えるよ。




























これもベーシック長袖カーディガン。だけどさっきと違うのは丈の長さ。
これくらいの長さだとこういうショートパンツだったりスカートに合わせたりするのにも便利。

まだまだコーディネートは続きますよ〜〜

人気ブログランキングへ←人気ブログランキング参加中。応援お願いします。

2010/04/26

豊田市美術館

今日は豊田市美術館に撮影で行ってきました。

WebSiteの方に載せているお洋服の着合わせのお問い合わせがあったりするので、今日はコーディネート写真です。

でも今日はあいにくの閉館日。
中には入れませんでしたが撮影するには人がいなくて好都合。

豊田市美術館は建築家の谷口吉生の設計です。
あのMOMA美術館を設計した方です。



豊田市って名古屋から意外に遠いんですね。
豊田市て正直あまり良く知りません。あのトヨタがある所だよね。くらいです。
でも名古屋から離れたこの場所にもこんなに素敵な美術館があるんです。

お昼過ぎから名古屋を出発した為、到着時はちょっと日が傾きかけてました。
今日は晴れてくれるかと思ったら途中から曇ってきてしまったし、外での撮影は色んな事に注意しないとだめですね。

帰って来てから早速写真をいじっています。


つい最近は天候がおかしいせいでまだ寒くて、薄着をする気になれないけど春らしいコーディネートしましたよ。


また明日からどんどんUPしていきま〜す。

2010/04/16

有松絞り

有松と聞いて何を思い浮かべるか?
有松と言えばやっぱり絞り。東海地方の人であれば分かるのかな。
でも名古屋に長く住んでいる私も行った事のない場所の一つ。
場所で言えば名古屋市緑区。

ファッションに関わる私は勉強しておかないとね。有松絞りは、かの有名なエトロに使われた事もあるということで世界的に有名な日本の技術。
で、有松行きました。

名鉄有松駅で降りて少し歩くとそこは城下町。有松の街並は保存地区に指定されているらしいが、申し訳ないですが印象としてはさびれて寂しい感じ。


























蔵が多い。


















保存されてる家々は確かに小綺麗。小京都みたい。あ、つい最近行った金沢に近いものがあるかも。

















有松に行ったら絶対立ち寄るであろう【有松・鳴海絞会館】
中では実際に有松絞りが見られます。今回はその道数十年のおばあちゃんです。

















写真ぶれてますがおばあちゃんの技術は素晴らしい。

















おばあちゃんの後ろにはあの河村市長との写真が。

おばあちゃんに色々お話聞きました。本当に小さいころからこれしかやってないそうです。
絞りは昔は男の人がやっていた事もあるらしいのですが、賃金が安い為、いつしか女の人しかやらなくなり、女の人の内職となりました。
本当に細かくて大変な作業です。私だったら絶対途中であきらめそう。。。。
こんなにこんなに大変なのに賃金は昔から今までほとんど上がってないそうです。
という事は今の時代ではこの仕事では生きていけないという事です。
だから継ぎ手もいないそうです。
絞りは15年以上やって、やっと伝統工芸師となれるそうです。
15年ですよ。今の若者はそれに耐えられるでしょうか?しかもほぼ給料なし。
もしこういった日本の伝統工芸が守りたいなら、フランスみたいに国からかお金を出すべきだと思うのです。フランスはそうやって伝統を守ってるみたいです。
でないとこういったものはなくなるでしょう。

















絞りの種類は本当にたくさんある。



















絞りの技術は素晴らしい、でも若い子がやっていないのでデザイン的に言うとどうしても地味目な物が多い。継ぎ手もいないのも問題だけどどうやったらお客さんに買ってもらえるかも合わせて考えていかないと本当に絞りはなくなってしまう。
伝統工芸を守っていくだけではだめで攻めも必要だと思う。

















この虎どこかでみた覚えが。

























かつて名古屋城本丸御殿にあった 国重要文化財の障壁画「竹林豹虎図」のコピーです。

























有松絞りと名古屋友禅で見事に再現してあります。
素晴らしい。

今回は伝統工芸について良く知る事ができた上に守る事の難しさもわかりました。

でも今後の為に日本国民としては考えていきたい問題です。


2010/04/03

金沢小旅行

友達に誘われ金沢へ。
この日は車で名古屋から金沢へ。

金沢に着いたら、まずは腹ごしらえ。おいしいものが食べた〜い、と言う事で
















金澤さくら亭。お店の中はおしゃれな雰囲気。
昼のランチコースを頼みました。













































































フルコースで贅沢っ。お腹いっぱい。

その後は一番目的としていた金沢21世紀美術館。
オラファー・エリアソンを見る為にやってきました。

金沢21世紀美術館の建築を設計したのは、つい最近2010年のプリツカー賞を受賞した妹島和世と西沢立衛。
プリッカー賞は建築界のノーベル賞と言われている素晴らしいものらしい。





























私は建築の事は詳しくはないけれど本当に素敵な美術館。どこからも美術館の中に入れるようなすべてが正面みたいな作りになっている。

















右に見えるプールがこれ↓
















このプールの下から見ると↓
















こんな感じ。不思議な感覚。



















ぽっかりと空が見える。


私が一番気に入ったのが「赤-緑-青の空間」という部屋。
展示室の中は全体に色で満たされている。わずかに霧のように微細な水滴が空気中に漂っていてそれ以外に何も何もなく、進んでいくと次第に色が変化していく。
三原色が境界線でまじりあうので本当に幻想的な空間。
私は青の色のゾーンに立った時に見える緑のゾーンが凄く好きでいつまでもそこにとどまりたいな、と思わせられた。
写真はとれないので絵はがきのイメージ。























この黄色い部屋も好き。
ここに入ると不思議な事にモノクロになる。
全部モノクロ。凄い。




























これも3原色を生かしたもの。


















この部屋はレインボーが壁360℃に揺れている。この写真のように。
真ん中が池みたいになっていてその反射で壁にうつる仕組み。





ここの美術館は何時間いても飽きないな〜。
感動し過ぎて言葉がないので街の散策。

























前田利家です。

















泉鏡花記念館。残念ながらこの日は終わってました。生誕の地。


美術館に浸り過ぎて街をあまり見る事ができなかったけど金沢の雰囲気は凄く好き。
本当に小京都と言う感じで、街がすっきり整ってる感じ。
名古屋とはまったく違う街はまた来たいなと思わせるのであった。