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2013/12/19

冬のCapri (カプリ)島

2010年10月に私はカプリ島に行っておりますが、今回は母親とのカプリ島です。前回の旅はこちらからね→カプリ島

カプリ島に行くには、グラニャーノからタクシーでCastellammare di Stabia (カステッランマーレ・ディ・スタービア) まで行き、そこからカプリ島行きの船に乗ります。

しかし、この時は12月。よく考えればよかった。

ウェブサイトで調べたのにも関わらず船の時間帯が違っておりました。
朝早く、船の切符売り場に行ったら閉まっていて、でも貼ってある時間帯は調べた物だし。
近くの人に聞いても知らないと言われる。
色々聞いたら、多分冬季時間に変更されているんじゃないの?って。

ここはイタリアだった。。。。。しかもナポリだった。。。。。。。
しかもカステッランマーレだった。。。。。。。。。。。

朝のヴェスビオ火山はキレイだわ~って、船でないからどうしよう。。。。。。

結局考えた末に、ソレントから行くことにしました。

カステッランマーレは基本カプリ島に仕事に行く人達用の船の為、この観光客がいない時期は便が減らされているらしいのです。

そりゃそうでしょうね。ここから船にのる観光客はいないわね。
カステッランマーレのカオスっぷりは地元民しかわからないっと。。。。。。

ソレントまでカステッランマーレから電車に乗ります。

そしてまた、こういう時に限って何かが起きるんですね。
電車がめちゃ混み!!!これは山手線かっ!!!

電車事故か何かで便数が減らされていて、しかも朝のラッシュ時、混んでいないわけありません。
スリに注意もできない、混み具合。

なんだかんだでやっとソレント到着。

幻想的な景色。

ソレントからはさらりっとカプリ島に到着。
さすがソレントからは観光客がちらほらいました。


ここに来ると絶対に撮ってしまうこの知らない人の家。。。。。。。
だって素敵なんだもん。

道すがらこのワンちゃんがずーーーとついて来ていて、野良犬にしては毛並みがきれいだったんだけど、ご近所の人に言わせればこの辺に住み着いてる犬で、いつも観光客については餌をもらってるみたいですよ。
この辺にすんでる方々はお金持ちの方ばかりだから誰かが世話しているのかもしれませんけどね。

猫ちゃんも多いです。

これだけ見るとギリシャを思い出す。白い教会に青い空。

ここからの眺めは最高。

この辺を飛んでるカモメはかなり人に慣れていて、餌をもらいにきます。
近くで見るとかなり大きいです。

しかし、やはりこの時期は前回のポジターノと一緒で観光客が少ない為にお店も全然ひらいていないので活気がありません。
景色はきれいでしたが、やはりカプリ島も夏に来ないとダメですね。
青の洞窟も入りたかったですが、冬なのでやめておきました。

でもクリスマス前だったので夜のイルミネーションはきれいでしたよ。



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2013/12/17

アマルフィ海岸 - Positano (ポジターノ)

母親が、お友達からポジターノには絶対に行ってこい!と言われたらしいので行く事になりました。
アマルフィじゃなくてポジターノなんだ。。。。。
どちらかというとアマルフィの方が有名だと思うけど。

以前ポジターノには車で行きましたが、今回はバス初挑戦。
バスの方が遠回りにはなるんですけどね。

ソレントから出ているアマルフィ行きのバスに乗ります。

以前、車で行った時はかなり車酔いしていましたが、今回もかなりやばかったです。
母親も酔いやすいはずなんですが景色が綺麗だからそれどころじゃないわ~ってそんな母親を横目でみつつ、今回でポジターノに来るのは最後にしよう。。。。。と遠い目をしておりました。
日光のいろは坂 (中学校の修学旅行で酔った事によって最悪な思い出) 並のくねくね道です。
しかも運転手はイタリア人ですからね!←ここポイント。

ポジターノには2つのバス停がありますが、私たちは山上で降りて30分くらい下りながらチェントロに向かいました。
↑この写真はやっとバスを降り、酔っているのに一生懸命撮った写真だろうと思われます。
下り坂の両側にはお店やら可愛い家やらあり見ながら降りるのも楽しいです。

チェントロに入るとお店がたくさん並んでいます。

ただこの時期はほとんどのお店が閉まっているので人もかなりまばらです。

ポジターノファッションのお店です。
ポジターノには洋服のお店が多いですが、それのほとんどが所謂リゾート着です。
麻素材だったり、緩めの服だったり、このようにカラフルだったり。

そしてこんな真冬なのにリゾート着を売っています(笑)
ポジターノファッションはここでデザインされここで作られています。
真夏にたくさん売って、冬は趣味程度にお店をあけているんでしょうか?

ボローニャの卸屋街センターグロスにも以前ポジターノファッションのお店が1つだけありましたが、いつのまにかなくなっていました。

ポジターノファッションはこれだけでみると本当に素敵で、素材もこだわりがあり、デザインも個性的、と思うのですが、なんせ、MADE IN POSITANOで職人さんが手作業で作ってたりする物が多い為にお値段が高い!

でもうちの母親。。。。。。気に入ってました(笑)

ここのお店では小物を購入し、他のお店ではスカートをまとめ買いしていました。
ポジターノに来て、服を買うことになろうとは(笑)
日本では絶対に見かけないわ!これは高くても払う価値ありよ~~←ファッション好きの母親の言葉。


さてお昼はこちら、Ristorante Buca di Bocca で食べました。
海前です~、このレストラン夏だったら混み混みでしょうが、、、、、、私達しかいませんでした(笑)

やはり魚料理を食べないとね。



↑レストランはこれ。

この場所ですので、お値段はさすがに通常よりはお高かかったです(笑)

ポジターノの景色が描かれたベンチ。

ポジターノのドゥオーモ。

夕日。


今回母親はポジターノに来れたのは喜んでいましたが、お店も開いておらず、人も少ない、そして寒いし、通常のポジターノのイメージを見せてあげられなくて残念でした。

いくら人ごみが嫌い (私が嫌いなだけですが) と言ってもやはりポジターノは夏です!改めて思いました。
いつでも素敵な場所ですが、夏は一段と素敵な街になりますよ。
でも、車酔いするのでもういいです(笑)



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母との旅 - Pompei (ポンペイ)

母との旅はミラノで2日間、ボローニャで2日間、その後すぐにナポリへと続きます。

ナポリの目的は勿論、MILA夫のマンマとのごたいめ~~んです。

今までのブログでも何回も書いていますが、MILA夫の実家はナポリ県の小さな街Gragnano (グラニャーノ) にあります。

ナポリでの観光初日は勿論ここ!Pompei (ポンペイ) ですよ。
私は2009年10月に訪れており、今回で2回目。
それに対してMILA夫は、もう数十回来ておりあきあきしております。
なんせ友達が来るたびに案内していたらしく、もう入場料を払って入るのも馬鹿らしいとの事(笑)

と、言う事で、Gragnano近くの駅からCircumvesuviana (チルクムヴェスヴィアーナ) に乗ります。
この列車は名前の通り、ヴェスビオ火山の周りを回っている電車です。

電車によってはかなり古くて、かなりきったな~~~い!!ので、かなり怪しい電車に見えます。
私の勝手な偏見をお許し下さい(笑)

相変わらず観光客だらけです。
日本人観光客もいつでもみかけますね。
いつでもって言っても2回目だけど(笑)

ポンペイは一つの街を掘り出しているので、かなり広くてかなり歩くことになります。

闘技場。


噴水跡。

この頃のお屋敷は本当に豪華だったんでしょうね。
床のモザイクが物語ってます。

居酒屋さん。
この丸い所にワインが入っていたみたいです。

たしか、、、、お風呂???

一番大きい真ん中の広場。
ここからヴェスヴィオ火山が見えます。(写真だとちょっとしか見えてませんが。)
あそこから火山灰が流れてきたんだな~~と考えちゃいますね。

あれ、こっちがお風呂だったけな。。。。。

フレスコ画が残っています。
壁前面にフレスコ画が入った部屋ってなんて贅沢。

モザイク画。
レプリカだったことを今回初めて知る。


お金持ちの邸宅。
まあ本当に広いんですよね。

野犬、なのにもうポンペイに住み着いてる。
観光客が来るたびについて回って餌をもらっているワンコ達です。

ポンペイは1日いてもしっかり見れた気がしないくらい広いです。
ですけど、見てると途中で疲れてくるので1日で十分かな(笑)
前回は真夏に行って日陰もなくて倒れそうになってましたが、今回は大丈夫でした。

2度来ての感想は、毎回どこかが修復中なので、新たな場所が見れる事を考えると来る価値ありかなと思います。
ただ、つねにずさんな管理が問題になっています。
私たちも入場料に11€払っているんだからしっかり修復してくれよ~~と願うばかりです。

しかし、ポンペイを見慣れているとローマの街が普通に見えてくるという不思議。。。。



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2013/01/12

イタリアのクリスマスの過ごし方

去年はイタリアで過ごすクリスマスを初体験。
そして新年もイタリアで迎える事ができました。

そんな初体験をしてみて、改めて日本とは習慣が違うと言う事に気づかされたのでした。

イタリアのクリスマスは日本でいうお正月みたいなものです。
日本では恋人達のクリスマスですが、こちらでは家族で過ごすクリスマスです。

ですので私もMILA夫と一緒に実家のGragnano (グラニャーノ) に行ってきました。

まずクリスマス前後に食べる食料の買い出しから始まり、クリスマス前後はお店も閉まってしまう為作り置き。(日本だとおせちみたいな感じですよね。)

グラニャーノに来たからにはボローニャではあまり食べない魚料理を食べるぞ!と。
やはり南に来ると日本人が好きな魚料理が豊富です。

買い出しにはグラニャーノから近いCastellammare di Stabia (カステランマーレ ディ スタビア) まで行きました。
グラニャーノからは乗合タクシーがあり一人1.50€でカステランマーレまで行けます。


毎回行くたびに思うのですがグラニャーノには1個も信号がないんです。
田舎の街だとはいえども信号機がないって凄い事ですよ。
信号機がない十字路の車の通行は見事な物です。よく事故にならないものだと感心しきりです。
運転手のおじさん曰くなぜ信号機がないのか。
1.信号機を1台つけるのに高いお金がいる。
だけど。。。。
2.信号機を付けても守る人がいない。
3.信号機を付けてもすぐ壊される。
現にグラニャーノで唯一の信号機も壊れていました。。。。。
だから信号機はいらないんだと言う事です。
突っ込みどころが満載です。

そしてグラニャーノでは街の中では普通に馬に乗ってる人を見かけます。
車の変わりなのはわかるのですが、、、、渋滞の原因になってる気がして仕方がありません。

↑上の写真のタクシーの中から見えていた馬です。

そしてカステランマーレに着いて、クリスマス気分で溢れる街をちょっと散策。
そしてナポリと言えばこれ!

花火です。
特別な日でなくても常に花火があがってるイメージです。
とにかくナポリの人は花火好きです。
 
魚屋さん。新鮮な魚がいっぱいです。ボンゴレ買いました。

そしてその日の夕食のシェフはいつものことながらMILA夫の弟です。
かなりお料理上手で魚料理も得意としています。
魚の中にレモンとプレッツェモロを刻んで入れています。

そこに塩を盛り盛り。魚が全く見えなくなるまで盛ります。

それ以外にはエビ~
 
あとはお昼に買ったボンゴレで作ったパスタ。
 
そしてクリスマスのドルチェはこれでしょ。パンドーロ。
どちらかというとパネットーネの方が主流なんでしょうけど。
 
パネットーネはイタリアミラノ発祥の伝統的なお菓子です。
何が違うかと言えばパネットーネは中にドライフルーツが入っています。
それに比べてパンドーロはヴェローナ発で、中には何も入っていなくシンプルな物が多いです。
この食べたパンドーロはチョコが入っていましたけどね。細かい粉砂糖をかけて食べます。
 
そして、こんなごちそうを食べた後は、ちょっとゆっくりしてからカトリックの方々はミサに出かける準備をします。
 
ミサは0時からはじまるらしく、MILA夫の弟がミサに行くという事で送っていきました。
 
通常だと0時周辺は人も全然いませんがこの日は人がちらほら。
クリスマスイルミネーションも綺麗です。
 
ここが街の小さな教会。
0時からのミサの為に街中の人が教会にどんどん集まってきます。
ミサの前には、近くにあるバールで皆さんお話に花をさかせていました。
バールもいつもこの時間は開いてないけど、この日は深夜まで開いていて、なんだか日本の大晦日みたいでした。
 
こんな感じで、家族でのんびりとクリスマスを過ごした後はそそくさとボローニャ戻り、その後2週間ちかく家にあったパネットーネを毎日食べて過ごしたのでした。
パネットーネ日持ちしすぎやろ!!
 
クリスマス周辺は、家の中がパネットーネかパンドーロだらけになる事を学んだのでした。
 


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