2013/01/12

イタリアのクリスマスの過ごし方

去年はイタリアで過ごすクリスマスを初体験。
そして新年もイタリアで迎える事ができました。

そんな初体験をしてみて、改めて日本とは習慣が違うと言う事に気づかされたのでした。

イタリアのクリスマスは日本でいうお正月みたいなものです。
日本では恋人達のクリスマスですが、こちらでは家族で過ごすクリスマスです。

ですので私もMILA夫と一緒に実家のGragnano (グラニャーノ) に行ってきました。

まずクリスマス前後に食べる食料の買い出しから始まり、クリスマス前後はお店も閉まってしまう為作り置き。(日本だとおせちみたいな感じですよね。)

グラニャーノに来たからにはボローニャではあまり食べない魚料理を食べるぞ!と。
やはり南に来ると日本人が好きな魚料理が豊富です。

買い出しにはグラニャーノから近いCastellammare di Stabia (カステランマーレ ディ スタビア) まで行きました。
グラニャーノからは乗合タクシーがあり一人1.50€でカステランマーレまで行けます。


毎回行くたびに思うのですがグラニャーノには1個も信号がないんです。
田舎の街だとはいえども信号機がないって凄い事ですよ。
信号機がない十字路の車の通行は見事な物です。よく事故にならないものだと感心しきりです。
運転手のおじさん曰くなぜ信号機がないのか。
1.信号機を1台つけるのに高いお金がいる。
だけど。。。。
2.信号機を付けても守る人がいない。
3.信号機を付けてもすぐ壊される。
現にグラニャーノで唯一の信号機も壊れていました。。。。。
だから信号機はいらないんだと言う事です。
突っ込みどころが満載です。

そしてグラニャーノでは街の中では普通に馬に乗ってる人を見かけます。
車の変わりなのはわかるのですが、、、、渋滞の原因になってる気がして仕方がありません。

↑上の写真のタクシーの中から見えていた馬です。

そしてカステランマーレに着いて、クリスマス気分で溢れる街をちょっと散策。
そしてナポリと言えばこれ!

花火です。
特別な日でなくても常に花火があがってるイメージです。
とにかくナポリの人は花火好きです。
 
魚屋さん。新鮮な魚がいっぱいです。ボンゴレ買いました。

そしてその日の夕食のシェフはいつものことながらMILA夫の弟です。
かなりお料理上手で魚料理も得意としています。
魚の中にレモンとプレッツェモロを刻んで入れています。

そこに塩を盛り盛り。魚が全く見えなくなるまで盛ります。

それ以外にはエビ~
 
あとはお昼に買ったボンゴレで作ったパスタ。
 
そしてクリスマスのドルチェはこれでしょ。パンドーロ。
どちらかというとパネットーネの方が主流なんでしょうけど。
 
パネットーネはイタリアミラノ発祥の伝統的なお菓子です。
何が違うかと言えばパネットーネは中にドライフルーツが入っています。
それに比べてパンドーロはヴェローナ発で、中には何も入っていなくシンプルな物が多いです。
この食べたパンドーロはチョコが入っていましたけどね。細かい粉砂糖をかけて食べます。
 
そして、こんなごちそうを食べた後は、ちょっとゆっくりしてからカトリックの方々はミサに出かける準備をします。
 
ミサは0時からはじまるらしく、MILA夫の弟がミサに行くという事で送っていきました。
 
通常だと0時周辺は人も全然いませんがこの日は人がちらほら。
クリスマスイルミネーションも綺麗です。
 
ここが街の小さな教会。
0時からのミサの為に街中の人が教会にどんどん集まってきます。
ミサの前には、近くにあるバールで皆さんお話に花をさかせていました。
バールもいつもこの時間は開いてないけど、この日は深夜まで開いていて、なんだか日本の大晦日みたいでした。
 
こんな感じで、家族でのんびりとクリスマスを過ごした後はそそくさとボローニャ戻り、その後2週間ちかく家にあったパネットーネを毎日食べて過ごしたのでした。
パネットーネ日持ちしすぎやろ!!
 
クリスマス周辺は、家の中がパネットーネかパンドーロだらけになる事を学んだのでした。
 


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