2010/02/17

lasagna

随分前にこのブログにボローニャの有名なボロネーゼの作り方を紹介したのですが今回はその応用編。
ラザニアです。
用意するものはラグー(ボロネーゼ)。(作り方はこちら)

そしてラザニアの生地。(この写真は500gの物ですが余ります。)別にBarillaでなくて良いです。大体4人分です。














あとはベシャメルソース500gの物を使用します。

まず最初にアルミ箔の箱(オーブン用)の底にオリーブオイルを塗ります。














その上にベシャメルソースをのせます。











ベシャメルソースを底に塗ります。

そしたら一枚目の生地をのせます。
その上からまた同じくベシャメルソースを塗ります。生地には均等に端も塗り忘れないようにします。(端を塗り忘れると硬いままになってしまうので注意!)

適当な量のラグーをのせます。

ラグーをのせた上から粉チーズをかけます。

この行為を何段も繰り返していきます。ラグーもベシャメルソースも粉チーズも好きな量で調節して下さい。
生地は大体4~5枚程度。これも食べたい分だけ重ねて下さい。

オーブンは180℃。
10分くらい温めてから入れます。
そのあと20分くらい焼きます。
中の具合を見ながら調節して下さい。
こんな感じになったら出来上がり。


おいしそうにできました。
意外に簡単に出来るラザニア。かなり説明してる量はアバウトですが好き勝手できるのもラザニア、と言う事でぜひ試してみて下さい。



2010/02/11

Possagno

先週末は日本から友達が来ていたので彼女の希望のポッサーニョ(Possagno)にあるアントニオ・カノーヴァ(ANTONIO CANOVA)の塑像博物館に行ってきた。

ポッサーニョに行きたい。って最初に彼女に言われた時にどこ??と思い、すぐにネットで検索をしてみたものの全然観光案内にでてこない。
そして最終的にたどり着いたのはイタリアに住んでらっしゃるshinkaiさんのBlog。


本当に詳しく書かれていて、そして私の質問にも丁寧に答えて頂いてやっと行き方がわかったわけです。

それで準備万全でこれで完璧だと思っていたのに、その日の朝から私はもののみごとにイタリア時間にはまります。ここからは時間を計算しながら読んでみて下さい。

私はボローニャから彼女はミラノからの電車だった為、中間地点のパドバで待ち合わせる事にした。
私はというと待ち合わせ時間より先についてパドバを観光しようと思っていたのだが切符の機械の調子が悪く、色々やってる間に1本乗りおくれ、そのあとの電車を窓口で買おうと思ったらアルタベロチタ(いわゆる新幹線)の席が満席。そしてそのあとの電車は各駅停車。なんてついてない、結局友達より遅れること30分。13時30分にパドバ到着。

ここからカステルフランコヴェネト(Castelfranco veneto)まで電車に乗らなければいけないのに発車時刻は1時間後の14時40分

カフェで時間をつぶし電車に乗る。

だけど電車が動かない。
駅員さんが故障しているからちょっとまってくれと。。。。え〜〜〜
待たされて出発したのが15時くらい。そしてそこから約40分電車にゆられ。
カステルフランコヴェネト駅についたのが16時前

駅でタクシーに乗るつもりがタクシー乗り場に1台もタクシーがいない。
shinkaiさんに教えてもらったタクシーの電話番号に電話をかけるがでない。
3件目でやっと繋がったと思ったら仕事中だから行けないといわれ。。。。。
仕方がないので、近くのバールでタクシーがいないから呼んでくれと頼んでみたもののおじさんが言うには待つしかない。とのこと。

ここですでに16時過ぎ。。。博物館って何時までだっけ???
不安が横切ったその時、1台のベンツタクシーがやっと来ます。(ここだけラッキー)

そして交渉。
行きと帰りの送り、そして博物館の前で1時間待ってもらえる事にしていくらか聞いてみた。
とりあえず65€から70€くらいだろうという事なのでOKして乗り込む。

おじさんに時間は何分くらいでつくのか聞いてみたら25分〜30分くらいかな。とのこと。

だけど駅から博物館まで約1本道。おじさんかなり飛ばす。
あまりの運転の荒さに酔う。

だけど意外に遠くて30分以上乗ってた気がする。山を超える感じ。
景色はポッサーニョに近づくに連れてどんどん田舎に。
景色は綺麗だったのだが天候が悪い上に酔っていたのでせっかくの写真はとれずじまい。残念。

そして多分博物館に到着したのは16時半過ぎ。博物館は18時までだったのでぎりぎりセーフ。







博物館の中は写真禁止なのでカタログと絵ハガキでご勘弁下さい。







一緒に行った友達は何が見たかったかというと彫刻でなくてイタリアの有名な建築家スカルパ(SCARPA)が作った増築部分が見たかったとの事。
そしてその建築士の友達が説明をしてくれた事は、この写真にある窓は光を計算してつくられていて照明をつけなくても下に置いてある像に綺麗に光があたるらしい。この日はあいにくの曇り空でそれを見る事ができず。。。。。


同じく真ん中中央に開いてる窓で先ほどと同じ効果が得られるようにしてある。
でもこちらからみた場合一番奥の大きな窓のせいで逆行になってしまうのだそうだ。
それで見えづらいからと奥にすすんで、後ろを振り返って見た時にすべての彫刻に光があたり凄くきれいに見えるそうだ。
で、それも曇り空のせいでまったく感じられず。。。。。。


これが振り返った時に見える図。

それ以外の詳しい事はshinkaiさんのBlogまで。

そして大体1時間くらい滞在した後。
タクシーのおっさんがテンピオを見に行くか。とのこと。時間が気になったけどとりあえず連れてってもらう。これを見てなかったら全部を見た事にならない重要ポイントだった。あやうく見逃すとこだった。


カノーヴァのお墓があるらしい。絵ハガキで見るとこんなにきれいなのに、その日は曇り空の上にもう夜で、しかも時間がなかったから写真だけ撮るだけしか出来なかった。

結局すぐ帰る事にして駅まで送ってもらうのだが1本道しかない上に家路に急ぐイタリア人の渋滞にはまる。

18時近くに駅についておじさんに75€払い(テンピオまでの値段をいれて値段があがった)ちょうどミラノまでの電車はすぐでたので友達はそのままミラノへ帰る。

私はというとボローニャまでの電車が18時47分発。鈍行列車しかなく。到着21時過ぎ。。。。。

やはりイタリアで1つの事をこなすだけでもなにかしらの予測不可能な事件が起きる訳で結局予定通りにすすまないのがイタリアだと言う事を改めて感じてこの旅は終了。

今回のポッサーニョは全然もの足りず。また行きたい場所だなと思う。
次回はもっと時間に余裕をみよう。

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Parigi

2月7日〜9日までパリに行ってきました。

今回はライアンエアー(Ryanair)を使いました。



ライアンエアーは去年からボローニャのマルコーニ空港に降りてくれるようになったおかげで今まで以上に使えます。
今回の値段は往復で73.98€です。
この中にはウェブチェックインの値段10€、バッグを預ける値段30€、管理費10€が入っています。
ですのでこれを抜いたら往復23.98€な訳です。
バッグを預ける値段と言うのが意外に高くて、もしこれを払わないと機内持ち込みは1個のバッグを最大10kgまでです。10kgって少ないですよ。
しかも機内持ち込み出来ないもの(たくさんありますが)はこれに入れられないので結構やっかいです。結局預けるはめになり、でも預けられる荷物も15kgまでなんです。ライアンエアーはここでお金をとっているのだろうな、と思われます。

また注意しなくていけないのがウェブチェックインです。ウェブからチェックインして下さいというお知らせメールが約2日前には届くのでその時にチェックインしておかないと乗れなくなる可能性が有ります。

そしてその上に問題なのがパリに降りた時。
パリに降りるのはシャルルドゴールではなくボーヴェ空港(Beauvais)なんです。最初聞いた時にボーヴェってどこ?と思いましたがパリではなくフランスの田舎です。

ボーヴェ空港からパリの街(ポルトマイヨ広場)までは片道14€でシャトルバスがでています。飛行機の発着時間に合わせて運行しているので私的にはこれを使うのが便利だと思います。

そして自分の乗る飛行機の時間で検索するとちゃんとバスの時間まで検索出来ます。
バス乗り場の地図。


バス乗り場。白い屋根がポルトマイヨ広場のチケット売り場。

ポルトマイヨ広場の付近にはメトロの1号線、2号線とRERが通っています。(地図参照)





この写真だと駅はビルの向こう側、少し歩きます。

私は英語が話せないのでこの知らない空港に降ろされるのが不安でした。
でも小さい空港だから分かりやすいし、安く旅行したい人にはお薦めのエアラインです。
でもこのボーヴェ空港からポルトマイヨ広場まで出るのは約1時間半かかる事をお忘れなく。
他にも街に出る方法はあるみたいですが初心者にはこのバスをお勧めします。

ということでやっとたどり着いたパリ。
泊まったホテルHotel Caravelleまではメトロで行きました。このホテルはメトロの駅で言えばPigalleAnversで降りますが近くにはムーランルージュ。多分治安的には夜はあまり良くないのかも知れませんが(私は一人で歩いてましたが)サクレクール寺院がホテルから出ると見えるのが良いです。
ホテルは3つ星なのですが冷蔵庫もなかったし、アメニティーグッズも石けんとシャンプーくらいだし、部屋の中は改装しているみたいだけど汚くはないけど綺麗でもない感じ。しかもwi-fi完備と書かれていたけど無料ではなく有料でした。でも値段が安かったので文句は言えません。

その次の日は雪のちらつく中卸屋街のソンチエを散策。
卸屋街ってたくさんお店があるのですがかわいいものが探せるのはその中のほんの一握り。パリのソンチエにはボローニャの卸屋街センターグロスにあるブランドもあります。
センターグロスは田舎にありますがソンチエはパリの街中にあります。ソンチエはファッションの地区なのに売春宿も混在している為、卸屋街のあちこちに肌を露出したおねえさま方(実際はおねえさんと呼ぶ年ではない方ばかりですが)が立っているのでいつも見てしまいます。

そして肝心の服の方はというと、たった1つですがかわいいブランドを見つける事ができました。またおいおいこのブログで紹介します。

そのあとはお約束の市場調査でギャラリーラファイエットへ。
でも今年は寒いからなのか春夏の商品は揃っていなくてまだセールをやっていました。春夏をチェックしに来たのに残念。

パリでもイタリアでもそうですがファッションの国なのに実際はそんなに早く春夏が立ち上がらないんです。コレクションブランドは別ですが。
日本だとこの時期はもう春夏が出揃ってるんです。
実際売れるのはまだ後なのにね~と思う事はあるのですが日本のアパレルの仕組みはこうなので仕方がありません。苦しいのは作ってる側なんですけどね。


途中立ち寄った素敵な場所。


おしゃれなワインバー。


試飲も出来るみたいでした。

そしてせっかくなのでパリのユニクロに立寄ました。
本当にユニクロは素晴らしいですね。こんな所に大きなお店を作ってしまうんですもん。


それなりにお客さんは入っていました。もちろん多くの日本人観光客も見かけました。


だけどパリ店ではヒートテックが売ってませんでした。売ってなかったのか売り切れたのか?
パリでは寒いから重宝すると思いますけどね。

市場調査も終え夜御飯は韓国料理を食べに行きました。
パリの韓国料理って本当においしい。お昼はもちろん日本料理を食べましたけどね。

イタリアは食に対しては保守的(自分の国の料理が一番と思っている。)なので海外料理のレストランって凄く少ないんです。ミラノみたいな街は別としますが。

だからこうやってパリに来る時の楽しみは食に対する楽しみも含んでいます。決してイタリア料理に飽きた訳でなくて時々他の料理も食べたくなるということです。

パリは本当に色んなレストランがあって日本と変わらないですね。
イタリアにいるとパリに来るだけで本当に便利でなんでもある国だな、と思ってしまいます。

パリが便利だと感じた時点でイタリアに慣れたということなのかな?

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2010/02/02

3種の神器

私のイタリアでの三種の神器。




イタリア語の電子辞書。




ドラえもん。。。。。。。。。。いえいえi Phone。これはずっと機内モードになってます。繋げてしまうので料金が高くなるので。でもWi-Fiエリアに入れば使えるし、携帯のメールも届きます。3Gにしてなくても意外に使えるすぐれもの。





そして最後にイタリアで通話用に使っている携帯、実はDOCOMO。なぜDOCOMOの携帯が、、と思われるでしょうがSIMロック解除しました。その中にイタリアのVODAFONEのSIMカード入れて使ってます。日本語の表示だし(こちらで買うともちろんイタリア語か英語の表示なので苦労するんです。)これも結構便利。でもイタリアでは携帯のメールはSMSのみなので写真などは送れません。
本当であれば携帯一つにしたいのですけどね。。。。。
イタリアで売られてるi PhoneはSIMロックフリーなんですよ。でも690€くらいするので高い!まあ日本も昔はそれくらいしたのでしょうが今は安くなりましたから。

携帯の事になると色々考えてしまう私なのでした。

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2010/02/01

1周年記念

昨日は友達のバールオープン1周年記念と言う事で遊びにいってきました。
昨日の朝は吹雪だった為これは行けないか?と思っていた所、昼過ぎから太陽も見えていい天気になってました。
友達の日々の行いがいいのかしらね。


ということで。夜7時頃行くともうすでに凄い人。






こういう記念日の時は老若男女問わずおしかけます。
アペリティボなのでつまみもたくさん。




チーズに生ハム、クレッシェンティーナ、スナック類等々たくさん置いてあるにも関わらずどんどんなくなります。
みんなよく食べます。これは夕食の前なんですけどね。







外にまで人が溢れかえっています。人だけでなく犬も。。。

イタリアではこういう場所には子供連れも多いです。
いつも思いますが子供だから早く寝なくてはとか、お酒の場所にはよくない。いう考えではなく一緒に楽しむ?と言う考えなのか子供を連れながらお酒を飲んで(子供は勿論お酒はのんでいませんが)お話に花を咲かせてます。
こういう雰囲気だから周りも普通に子供の相手をしてあげたりとか見ててあげたりとかしています。
だから日本で良く有る子育てノイローゼにはなりにくいのかも。
子供の頃から楽しむってことを覚えてるわけなので大人になっても楽しむのはあたりまえですよね!?





人の熱気で曇るくらいになってきたので帰る事にしました。

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