2011/12/31

2012年 新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。

かなりブログをさぼっていましたが、新年初ブログを気合いを入れ書いてみました。
なんだかんだで年初めには毎年きっちりブログを書いてる私です。

さて2012年辰年年女の私は今年から土地を変えて新たにスタートをきります!!
1/12からイタリアに行き、向こうで結婚をする事になりました。

しかし結婚です。。。。
まさか私が結婚するとは。。。。。自分でも想像すらしていませんでした。
今までの私を知っている人は皆そう思ってる事でしょう。

人生というものは何があるか本当にわかりません。
そして、考え方も変える事ができるんだと気づけました。
イタリアが私の考え方を変えた、と言ってもいいかも知れませんが。
イタリアに行ってなかったら多分結婚はしていなかったでしょう。
イタリアにいかなきゃ今のパートナーに出会えなかった。という単純な事ではなく考え方が変わらなかっただろうという事です。
日本とは180度違うイタリアをみて衝撃をうけました。
自分の世界が狭かった事に気づきました。
日本の良さにはじめて気づく事もありました。
日本で生きていても色んな事に気づける人はもちろんいるのですが、私は海外に行く事で学ぶ事ができました。
そして一番は、人生において大事な物は何なのかを考える事ができました。

人生は一度きり!だから楽しく生きたい!精神の私はこれからもそうやって生きていきます。

まだまだ人生学ぶ事が多いです。
イタリアでの生活は波瀾万丈かもしれないけど、それも楽しんで乗り越えていきます。(時には裏で泣いてるかもしれませんけど。)

こんな私を今年も見守っていて下さい。
皆様も良い一年が迎えられますように。
今年も皆様宜しくお願い致します。


2012. 1. 1
林 いずみ

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2011/10/01

Venezia Biennale arte 2011 Giardini会場

前回書くのを忘れていましたが、ヴェネツィア・ビエンナーレというのはヴェネツィアで1895年から開催されている現代美術の国際美術展覧会の事を言います。

奇数年に6月頃から11月頃まで開催されていて、ビエンナーレという言葉はイタリア語で『2年に1度』という意味になります。
今回初めて知ったのですが、あの有名なヴェネツィア国際映画祭はこのビエンナーレの1部だったんですね!

そして今回はメインのジャルディーニ会場です。
ジャルディーニ会場にはそれぞれの国のパビリオンがあります。

スペイン館。中入りましたが、ふむふむと言う感じで中の写真はなし。

ベルギー館。

色んな意味を含んだ写真と、絵の具で落書きをしてる様子を重ねた映像。

オランダ館。

設計がおもしろい感じです。

色んなアーティストの作品がそれぞれの部分に一体化してました。

スウェーデン館。

色をつかったシンプルな映像。

イスラエル館。

なんかこれ愛知万博のとき見た事あるような。。。と思いましたが、もしかしたら同じアーティストの方かもしれません。
子供達が砂に絵を書いてる映像を上からみてる感じです。

その横には。水道管。。。。。


これが面白かった。丸いテーブルに囲むようにパソコンが置いてあって、その映像はその机の下を映しています。そこには小さい女の子がいて、座っている人達の靴の紐を繋げていました。

で、外にでてみるとこれ。見事に靴のひもが繋がっていました(笑) あの女の子の宿題だったみたいです。

アメリカ館。

これもうけました!
戦車がひっくりかえっていて、その上にトレーニングマシーンがのっていました。彼が走ると戦車のタイヤが動くんです。走ってる彼もかなりまじめに走っていて(結構な長い時間)あまりにシュールで笑えました。 

裏から見ると戦車だって事がよくわかりました。

日焼けしすぎでないですか (笑)

これ飛行機の中のシートなんですけど全部木でできているのでまったくくつろげない感じのものでした。

パイプオルガンのATM (笑) シュール過ぎます!この無意味な大きさ。
アメリカ館の中の作品は私の心にヒットです。

デンマーク館。

ふむふむ。

ハンガリー館。

BMWが事故ってます。この部屋本当に真っ赤でした。目がおかしくなりそ〜。このアーティストの人はもしかしたら以前、金沢21世紀美術館で見たひとかな??

スイス館。

かなり開放感のある建物です。

日本館。吉阪隆正の設計。

建物の下側にはこんな円筒形のスクリーンがあり映像で雲が流れていました。

スクリーンの後ろ側、シンプルな作りです。
で、これだけなのかな?って思っていた所。建物の中に入って意味がわかりました。

束芋さんという作家さんの作品です。不思議なアニメーションです。

館内が多数のプロジェクターと鏡を使用しているので不思議な空間です。

この真ん中にある穴を↑(これ穴です) をのぞいてみたら!

うわ〜きれいだ〜雲が流れてる〜とよく考えたらさっき見た円筒形のスクリーンの内側でした。この作家さんの作品は個人的に好きだなと思いました。空間が凄く素敵でいつまでいても飽きない感じでした。

ロシア館。

ふむふむ。

ふむふむ。

ヴェネズエラ館。


色んな人がいますね〜

ふむ。

チェコスロバキア館。

ふむふむ。

オーストラリア館。

作品というより建物に興味がいってしまいました。


フランス館。

ここは見て来た中で一番好きな作品です。子供の顔写真が工場のように流れています。

他の部屋ではボタンを押して顔を選んでいます。

こんな感じ。何が選ばれるかは運次第。人生と同じです。

これは世界で死んだ人の数。

これは産まれた人の数。この作品は本当に意味が深いですね〜

韓国館。

鏡で囲まれた一部屋。鏡を見ていると銃声がします。右から左から本当に撃たれた感じになります。

鏡から鏡に銃声がぬけるタイミングが本物みたいでした。

きれいな花で埋め尽くされてます。がよく見ると銃を持った人が。

迷彩服ではなくて花柄服なんですね。これも面白い発想ですよね。

と、こんな感じでいろんな館を回っていたのですが、途中でカメラの電池切れ。そして自分の中の時間切れで泣く泣く帰る事にしました。

私の見た物なんかはまだ全体の1/3くらいであと2日ほどないと見切れないくらいでした。本当はそれぞれの作品をゆっくりみたかったんですけどね、かなりの早足でまわっていました。

帰りの道は電車に乗れるかどうかのあせりで早足になってましたが、カメラの最後の力を振り絞りとったこのサイボーグマスク。(振り絞る所が違いますけど)

焦ってる割にはジェラートを食べながら歩く私。(カメラの電池が無いと思ったのでここはiphoneでカシャ。)

そして本当に最後の1枚となったこの写真。このあと本当に本当に電池切れで私のカメラのレンズがとじなくなってどうしよ〜とあわてふためいてました。

と、そこであわてふためいてる場合ではありませんでした。地図がないのに街に紛れ込み全然道がわからなくなり。そしてGPSとして使っていたiphoneの電池も切れかかり。
もちろん乗るつもりだった電車にはのれず。
私このままこの島においてきぼりなのかしら。。。。。(大げさな妄想)
そして最後には5分に1度は道を聞いてやっと駅まで辿り着いたのでした。

今までにないくらいの足の疲労感。途中でもう立ち上がれないかもって思ってました。

これで学んだ事。
ヴェネツィアには地図を持って行け!
ヴェネツィアはいつも込んでると思え!
カメラのバッテリーは二個用意しろ!
歩きやすい靴でいけ!(今回サンダルでした。)

2年後のビエンナーレに行く時はもう大丈夫です!

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