2010/10/21

はじめてのマルケ州

昨日はお友達に会いにURBINO(ウルビーノ)とURBANIA(ウルバニア)に行ってきました。

ウルビーノはマルケ州の主要都市ですが、ガイドブックにはたったの2ページしか載っていません。

ボローニャから電車でペーザロまで行き、そこからバスでウルビーノに向かいます。
早い電車で1時間半、遅くても2時間でペーザロ到着。ペーザロから高速バスで45分くらい、普通のバスで1時間くらいかかります。

今回も毎度の事で電車が遅れていた為、本数の少ないバスに乗り遅れウルビーノに到着したのが12時半過ぎ。

ウルビーノは標高485mの所にある山の上の街です。
バスで登ってる途中からも、上を見上げればレンガの家がびっしりと詰まった景色が見えます。

到着して入り口の門から街に入ったとたん私は感動!
ここから世界が違う。
街が城壁で囲まれていて中世の街に迷い込んだよう。個人的に凄く好きな雰囲気です。
レンガで統一されているのが素晴らしく綺麗。
残念ながら雨が降っていたのであまり写真が撮れませんでしたが口では伝えられない感動があります。
さすが、ここの歴史地区は文化遺産として認定されてるだけあります。




大学があるので学生だらけ。ボローニャみたいな感じです。


ひっそりとした小さい路地も素敵です。


山の上にあるだけあって、坂が多い。
この写真の先はかなり急な下りになってます。街を散策するだけでもいい運動です。


ウルビーノで有名なラファエロです。この街にはラファエロの生家があります。私は閉まってる時間だったので見る事ができませんでしたが。

と、ここでお友達が迎えに来てくれて私のウルビーノは1時間の散歩で終わりました。
本当に小さい街で一日あれば見る事はできますが、さすがに1時間では無理でした笑


車で迎えに来てもらったのですが、山道でカーブが多く車酔いをする私。
途中で何回も停まってもらって気分転換に写真撮影。
ウルバニアまでは綺麗な山並みが続きます。


道の途中には羊達。のどかだわ〜


家に到着。暖炉がある家ってかわいいよね〜寒いので火をつけました。


せっかくだからとこの辺の地域で有名な料理を作ってもらうことに。
PASATTELLI(パッサテッリ)というパスタを使った料理。
↑写真のすみにたこ焼き機が入り込んでます笑
このパスタは普通のパスタと違って、もとから味がついています。


味付けはポルチーニ茸と生クリーム。


出来上がりはこんな感じ。


何も付いてない状態だとこんな感じ。
初体験だったけど大変おいしく頂きました。


そのあとはウルバニアの散策にでかけました。
この頃には雨も上がっていました。
ぶどう畑からチェントロを眺める。


街の入り口。


小さいポルティコ。


この街は至る所に花が飾ってあって綺麗。


街の人が綺麗に育ててるんですね。


川がながれてる。




小さな街だからか落ち着いた雰囲気。住んでる人もフレンドリーな感じ。小さい街だから、街の人はみんな顔見知りだそうですよ。
語学学校もあるので多くの外国人がこの街を訪れます。もちろん日本人もです。


小さい街だとアジア人が歩いてるだけでも注目されるけど、この街の人は慣れてる感じ。
語学学校って町おこしになるんですね?!
こんなに小さな街にもたくさんの人が訪れ、そして住んでいる。


ここで語学学校に通うのも悪くないですね。安全な街だし、物価も安いしお薦めです。


ボローニャに帰る時間が近づいていたの家路をいそぎます。
結局ウルバニアも満足するほどみれず。

次回は泊まりで来るぞ!と心に誓いボローニャに戻ってきました。
前回、南イタリア行ったときも小さい街を訪れましたがマルケ州の田舎は山間が多いのでまた雰囲気が違います。
なんでイタリアの小さい街ってこんなにきれいなんだろう。
日本で観光と言うとどうしても大きな街だけ。でもイタリアに来ると小さい街ほど行きたくなる。
イタリアの田舎は本当にきれいです。観光地でなくてもきれいなんです。
心が癒される一日でした。

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2010/10/14

新作

3日前から急激に寒くなったボローニャ。
もうTシャツでは歩いていられません。

イタリアに四季がないのを感じる事ができるこの時期。
夏はいきなり暑くなり、冬はいきなり寒くなる。

そんなイタリアではこの時期、流行に関係なく街には革のジャケットの人が溢れかえる。
前回も書いたようにイタリアでは革製品が安いので老若男女問わず誰もが持ってるアイテム。


という事で、前回紹介した革のジャケットですがイタリアで買える値段に近づけた39,900円です。

イタリア製のリアルレザーにリアルファーなのにこの値段では日本では買えませんね!






やっぱり革物は良い物を長く持ちたいですよね。
もう世間では定番化しているライダースジャケット。ここで本物のよさを味わっちゃいましょう。

サイズはSになってますが日本サイズで言えばS~Mくらいです。
こういった革のジャケットは大きすぎるとメンズに見えてしまいがち。
女の子は華奢にぴったり着こなしましょう!

気になったらぜひサイトをご覧あれ!

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2010/10/11

得意分野

家飲み用のワインをスーパーで手に取りながらふと考えてみた。
家飲み用なので高いものでなく、ボトル1本平均3〜4€の物を購入する事が多いのだがそれでも十分おいしいワインが飲める。
1〜2€のワインももちろん置いてあるが価格とおいしさが見合った物で考えるとやはり3〜4€の物が妥当。

ふ〜んスタバのカフェ一杯がワイン1本か。。。。。。

こう考えるとスタバが高いのか、ワインが安いのか。

今回日本から来るときにイタリア人にお土産にと日本製の白ワインを持参。1200円くらいだったかな〜日本でワインはそんなに買わないから平均値段がいまいちわからないけど、お土産だしと別にそれが高い買い物だと思ってなかった。
で、イタリア人に値段を聞かれて答えたら、高い!とまず言われ、味見をしてから、おいしくないわけじゃないけど少し酸味があるね。と言われてしまった。

1200円も出したのに凄くおいしいわけでもない日本製ワイン。

それを考えるとおいしくて安いイタリアのワイン。それはついつい買ってしまうでしょう!

やはりその土地によって得意分野は違う物だから、いる場所の一番得意な物を食べたり、見たり、買ったりするのがいいよね。

ワイン以外にも私がイタリアにいるとつい買ってしまう物。
革製品!靴にバッグにアウター等々、毎年どんどん増えていく気がする。
やはり良い革使ってます。良い革使ってても値段は安い。(安いというか安く感じると言えばいいのかな。)

という事でwebsite用に買い付けしました革のライダース。
やはりこの革と価格のバランスをぜひ味わってもらいたくて。




私も個人的に買ってしまいたい勢い。
今年らしくファー付きです。
近々サイトにUPする予定です。そろそろ日本も寒いからね。まだアウターを揃えてないのならぜひ。革もファーも本物でこの値段なの!と驚く事となるのでぜひお楽しみに!


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2010/10/08

プレゼント

そういえば10月5日に誕生日を迎え34歳になりました。嬉しいやら悲しいやら。

この歳になると誕生日プレゼントをもらう事も少なくなり。

貰えればもちろん嬉しいのですけど。

という事でもらいました!うれしいっ!




GUCCIの香水!しかも新作!新作で喜ぶ私はミーハーな日本人!

香水って私自身があまり好きじゃないので、持ってはいるもののあまりつけないです。
イタリアにいると日本以上に香水は文化なのでほぼの人がつけてらっしゃいますよね。
時々きつすぎる方もいらっしゃるようですが。

今回のこのGUCCIの香水、形状が好きで街でつい最近ウィンドウにへばりついて見ていたんですよね。かといって自分で買う訳でもなく。においをかぐ訳でもなく見てるだけだったのですけど。

もらって匂いをかいでみたら重すぎないし私好みのにほい。。。。

と、ふとVOGUEのWEB SITEをみてたらこの香水について書かれていたので読んでみました。


"常に積極的に行動し、エッジィに生きる女性"を念頭に、人々をうっとりさせるような魅力を表現したという、グッチの新フレグランスは、快楽的なオリエンタルフローラルノート。マンダリンの情熱的な香りで周囲を引きつけたあとは、ライラックやピーチが香るピュアで誘惑的なミドルノートへ。ラストでは、深みのあるアンバーやパチョリの香りが広がり、艶美な女性らしさをさらに盛り上げる。VOGUE.COMから引用


ふむふむ。いつも思うけど香水の表現ってワインみたいだよね。。。

この表現は確かにGUCCIそのものって感じ。やっぱりイタリアブランド。かっこよくてセクシーな女性そのもの。

と言う事で、せっかくもらった香水だしこれが似合う女になろう、と心に決めたのでした。



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2010/10/07

Sorrento (ソレント)

カプリを満喫した次の日はひたすら海沿いを車で走る。
グラニャーノ、ヴィーコエクエンセ、メータ、ソレント、マッサ ルブレンセ。

大きな地図で見る




海沿いからヴェスビオ火山を望む。この辺りはどこからでもヴェスビオ火山を見る事ができる。ヴェスビオ火山は富士山みたいな感じ?!




彼もヴェスビオを見ながら一休み。




時々見えるびっしりつまった街並はきれい。




途中の街META(メータ)




マッサ ルブレンセあたりからはすごく近くに見えるカプリ島。




この街過ぎた辺りからどんどん田舎に。↓こんな山です。1番カプリ島が近くに見える灯台まで行きたくてひたすら走ります。途中からは車も入れなくなります。




約1時間くらいかけて山道をひたすら歩き(確実にトレッキングになってました。)着いたのが古びた灯台。




Punta della campanella(プンタ デラ カンパネッラ)です。確実に廃墟です。
でもいちを観光ポイントらしくてちゃんと説明の札は立ってます。道もいちを舗装されてました。(結構壊れていたけど。。。)
廃墟好きな私は満足なんだけど普通は見に来ないよな〜〜〜と思っていたら他にもスペイン人の観光客がいました。(オラと挨拶して来たから多分スペイン人)
灯台の近くまで降りてみたけど柵も無いもないし風も強いし、結構危険。




この風景だけみると日本の風景でもありそうな。。。。。。あ。そういえば似た風景あったな。。。




これだこれ!伊東の城ヶ崎海岸。同じに見えてきた。






カプリ島が見えます。こちら側は山というより岩山になってます。多分強い海風を1番受けてるから高い木が育たないんでしょうね。
泳いでは行けないけど確かにかなり近い。

そんな景色に満足し、山道を戻ります。


そしてこの日の目的のソレントへ!




ソレント。名前しか聞いた事ありませんでしたが、整っててきれいな街です。
車の並び方を見て下さい。イタリアとは思えないほどきれいに並んでいます。車の並び方でその街を判断する事ができます。(笑)




海に面してて、夏はもちろんリゾート地。観光客が多いので夜遅くまでお店が開いてます。




さすが観光地。お土産屋さんだらけでした。




どこの路地入ってもお店。でも路地裏もきれい。








木で作られたバイク!




ピノキオが自転車こいでます。






これも木で作られてます。凄く緻密です。この辺では有名な工芸品みたいです。こんな細かい作業がイタリア人にもできるんだ、と驚かされます。(笑)




もちろんお土産屋さんばかりではなくて洋服のお店もたくさん。カプリと同じくお金持ちが多いソレントだけあって、ブランドのお店もたくさんありました。




私が気に入ったおしゃれなお店。食器や雑貨がたくさん置いてあります。




かわいいものがいっぱいなので、近々誕生日を迎える友達にプレゼントを買いました。




崖の両側に建つホテル。その下を道路がはしり、奥は海。
どれをとっても絵になるわ〜ソレント。

今回はイタリアの小さな街を走り抜けて来たけど、小さな街それぞれに特徴があるのが面白いと思う。同じ県の中でここまで違いがでるのはイタリアならでは。

ナポリ県の中ではもちろんナポリが一番大きいので、どうしてもナポリのイメージで考えてしまうけど隣の街に入るといきなり人も違えば街の雰囲気も変わる。

出発地点のグラニャーノやカステランマーレは似たような街。街が汚い、壊れてる所が多い、車の運転に秩序がない。至る所に違法駐車。自己中心的な人が多すぎる。悪い事しか書いてませんが(笑)街はそれぞれ雰囲気があって素敵ですよ。

だけどヴィーコエクエンセ辺りから徐々に雰囲気が変わり始める。セイアーノに入った時にはすでに違う土地に来たのかと思うほど街がきれいで運転も怖い思いをする事がなくなる。運転の仕方で人がわかるもんね。

遠く離れた街なら分かるけど、隣合わせてる街でこのように住んでる人の人格が変わるのか凄く不思議に思う。イタリアの人って自分の産まれた土地に対して誇りに思う人が多い。だからこそ自分の土地から出た事の無い人もいまだにいる。そうやって考えると、その街の考え方、環境が代々受け継がれてその街独自の進化を遂げるのかな、と思う。

でもファッションの感性は田舎でも都会でも日本ほどの差がないんです。むしろファッションの工場は田舎が多かったりするし。さすがファッションの国イタリア!締め!


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