2013/10/22

Pistoia (ピストイア)

8月末に日帰りでPistoia (ピストイア)とLucca (ルッカ)に行ってきました。
ピストイアと言われても、知らない人の方が多いかもしれません。
今日はそのピストイア編。


ボローニャからは電車で約1時間30分、プラートで乗り換える鈍行で行くと13.50€で行けます。 
フィレンツェからだと約30分ですのでこの辺のエリアからだと日帰りで行けますね。

ピストイアの街は3重の壁で囲まれているそうなんですが、私が発見できたのはこの右の壁と左の壁のみ。あと1重はどこにあるんだろうか。

と、この壁を越えればすでに街に入ります。

まずはここ、Basilica della Madonna dell'Umiltà (マドンナ・デッルミルタ聖堂)です。
正面は石がむき出しで質素な感じ。
ルネッサンス時代の重要な建物です。

中も落ち着いてる。



この写真が聖堂の全容ですが、ピストイアで唯一クーポラを持つ教会です。
が、なんとクーポラが修理中で全く姿を拝めず。
残念。

さて、ピストイアのピアッツァにでました。
まずはドゥーモです。

正面ファサードを見上げるとあら、かわいい。ボーダーとお花ですよ。
陶匠アンドレア・デッラ・ロッビアの作品らしいです。

その両脇部分にはフレスコ画が残っていました。

ドゥオーモの中。天井は木ですが柄が入ってる。

パステル調のフレスコ画。

地下。

 時計台。しかし秋の空だわぁ。

Battistero di S.Giovanni in Corte (サン・ジョヴァンニ・イン・コルテ洗礼堂)
8角形スタイルのゴシック様式です。
  
Torre di Catilina (カティリーナの塔)

市庁舎の中。

市庁舎もこのピアッツァにあります。

時間もなかったのでここで腹ごしらえ。
入ったお店はこちらTrattoria dell'abbondanzaです。

かわいいお店だし、お店の人も親切でした。

ここで有名らしいパンのスープ??パンをつぶしているのかな??
トマトソースを合わさっておいしかったです。

昼食の後はこちらOspedale del Ceppo (チェッポ病院) です。
ここの正面部分にはデッラ・ロッビアの典型的な多色の陶器飾りになっています。
先ほどのドゥオーモのファサードもそうでしたよね。

Chiesa di S.Giovanni Fuorcivitas (サン・ジョヴァンニ・フォルチヴィタス教会)
白と緑のロマネスク様式です。
フィレンツェもそうですがこのエリアは多いのでしょうか。私は個人的にすごく好きです。


ピストイアの路地裏も素敵です。
ここの街は小さいですが私好みの街でした。
この後ルッカに行く事になってたので、ゆっくりできませんでしたが次回また訪れたいと思える街でした。

やはり日帰りで2つの街を訪れるのは厳しいです。
イタリアはやっぱりゆったりのんびり旅をしないとな~と思いました。

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2013/10/21

引っ越し

すっかりと秋になりました。寒いくらいです。
 
久々のブログとなりましたが、イタリアの夏休み明けからなんだか忙しく。。。。。
 
というのも、イタリアで初めての引っ越しをしました!!
 
以前はチェントロから少し離れた場所に住んでいましたが、今はチェントロのすぐそば。
そして、引っ越した家の建物自体は古いのですが、家の中はリノベーションされていて新築同様です。
 
イタリアの引っ越しは人にもよるのですが、キッチンの解体、組み立て作業が入るので本当に大変です。
イタリアの家の多くは新しい建物を建てるより、古い建物をリノベーションして使っているのがほとんどです。
基本新しい家(リノベーションしている家)にはキッチンがありません。
と、なると新しい物を買うか古い物を使うかとなりますが、キッチンといってもお安くはないので今回は古いキッチンを持ってきました。
 
解体、組み立て作業は素人の私たちには無理なので、それが出来る引っ越し業者に頼む事になります。
 
そんな大きな物をどうやって家の中に運ぶかという事ですが、リフトカーで外から運び家の窓を使って中に入れます。
 
イタリアの家はエレベーターが小さかったり、エレベーター自体がなかったりする建物が多いのでリフトカーは必須ですね。
 
引っ越し前の段ボール詰めも大変でしたが、本当に大変なのは引っ越し業者の方々ですよね。
 
日本の家具よりも大きくて重い物もあるので、引っ越しのお兄さん達もかなりガタイが良い方々ばかりで。。。。。
 
私はそれを見てる事しかできず(笑)
 
本当に大変でしたが無事終わり、やっと家の中も落ち着いてきました。
部屋が増えたのは良かったのですが、掃除が大変なのと寒さが身にしみる(笑)
 
でも、そのおかげで今年のクリスマスは母と過ごす事ができます。
母もイタリア本場のクリスマスを見たがっていたのでちょっとした親孝行という事で。
 
と、でもその前にまずハロウィンですね~
 
スーパーには色とりどりのかぼちゃが並んでますよ。
これ、どれも食べれるのかなぁ。
 
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