2012/05/28

イタリアらしいカタログ

つい最近、古い雑誌やらカタログやらを整理していたらこんな物がでてきました。
あるブランドの子供服のカタログです。

まず女の子のページからはじまります。
この肩からコートをずり降ろしたポージング!

重ね着も決まってる!

このドヤ顔!どうよ!貫禄ある〜

大人顔負けの表情!サングラスをはめたその姿がグッとくるわ♥

そしてまた別のドヤ顔!これは決まり過ぎてる!

どうです?このイケメンっぷり!

そして最後にこのポージング!

もう、どのページを見てもみんな素晴らしいモデルっぷりです。

イタリアでは、小さい頃から可愛いではなく、セクシーに育てられます。
だから大人になると男も女も普通にセクシーさが身に付いてるんでしょうね。
イタリアでは『セクシー』と言う言葉は重要に思いますが、逆に日本では『かわいい』が重要ですよね。
国によって習慣も文化も好みも違います。
それがすべての部分に表れてくるのが面白い所です。

さてこれから夏に向かってどんどんセクシーな人が増えてくるので (セクシーと言うか露出度が高いと言った方がよいのか。。。。) 目のやり場に困りながら毎日を過ごそうと思います。(笑)


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2012/05/25

BIANCO NERO オンラインショップオープン!!

前回ブログで縁について書いていますが、これもその一つだと思っています。

今回ご縁で、このBIANCO NEROというブランドのクリエイティブディレクターをやる事になりました。

イタリアに来てからいそいそと準備を進めてきまして、やっとオンラインショップを立ち上げる事ができました!!

今までやってきた事を生かして良いお店にしていきたいと思っています。

このブログCORSO BOLOGNESEは基本、私のプライベートブログなんですけどお店としてもブログを立ち上げています。
イタリアンモーダ・ビアンコネロ ←こちらのブログは私だけでなく、お店のみんなで書いていきます。

BIANCO NERO ホームページ

BIANCO NERO ONLINE SHOP

皆さんぜひぜひ見てね〜



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2012/05/17

結婚式当日 (後編)

前回に引き続き結婚式当日の話です。

皆に祝福を受けながらレストランに到着!
みんなで乾杯をした後、私は早速お色直し。
お色直しといっても、体にぴったりの赤のドレスを着ていたら絶対に食べ物がお腹一杯食べられないと思って用意していたドレスです。

母の着物から作ってもらいました。着物の裾にしか柄が入ってなかったのでそれを生かそうとミニ丈ワンピにしてみました。反対側の袖先には林家の家紋入りです。Aラインのワンピースなのでお腹周りはゆったりで食べ物はたくさん入りました。

結婚式のドレスを赤、レストランのドレスを黒にしていますがこれにはちょっとした訳がありました。
MILA夫はこの名前通りサッカーのミランファンなのですがチームカラーが赤と黒なんですよね。なので勝手に赤と黒にこだわってみたのでした。ちなみに私はミランファンでもなんでもありませんが。

レストランのお料理は折角なのでボローニャの有名な料理のフルコースにしてもらいました。
トルテリーニからタリアテッレからモルタデッラからうさぎの肉等々、とってもおいしかったのですがカメラを持参していなかった為、写真なしです〜(涙)

しかしボローニャの料理はとにかく重い!日本人から見たらこのフルコースはかなり凄いです。イタリア人はペラリと平らげますが。私は途中でダウンしてました。

でもこれは別腹です!
ウエディングケーキです!MILA夫と2人でケーキカットさせて頂きましたよ。

そして今回のお楽しみが新郎新婦側が用意する引き出物です。
イタリアではボンボニエラというお菓子を渡す習慣があるのですが、私達はこれで!
ひな祭り用のお菓子です。ちょうど時期が重なったので母親に買って来てもらいました。(30個くらいあってかなり重たかった。それを持ってこさせてしまいました。。。。)

(名古屋の物でなくて京都の物でしたけど)

私が母に、結婚式の時はイタリアの習慣で袋に入ったお菓子を渡すんだよ、という説明が不十分だったらしくこんなに立派なお菓子と、袋を個々に母が手作りをして来てくれました。

これはMILA夫が選んだ袋ですが、他にも色んな種類 (30枚がそれぞれ違う) があってお菓子と共に好きな袋を選んでもらいました。かなり喜ばれました。

そして最後のイベント!
ブーケトス!
レストランの外に出て、はいはいみんな〜ならんでよ〜!!
思いっきり投げました!

ブーケが円を描いて飛んでいきました。。。。。。。。。。。。。。

ぼたっっっっ (ほんとにこの音がした)!!!!!!!!!!!!花が飛び散ります!!!!!!!

誰か受け取ってよ!!!! 

普通は我も我もとブーケに飛びつくのですが、私の友達は皆ブーケに興味がなかったみたいでした(涙)。。。。むしろよけていた(笑)

そして皆で悲しく花を拾っている時に、通りがかりの若い女の子達がブーケトスやってる〜と話していたので早速捕まえました。

そして再びの挑戦!

見事にキャッチ!!!!!!
そして恐縮する彼女と記念写真をとり、花束を持って帰って頂きました。

最後はどうなる事かと思いましたが通りすがりの人が気軽に参加してくれるのもイタリアらしいですよね。

こんな感じでしたが、計画性があるようでないこの結婚式はかなり楽しめました。

今回は特に色んな物を作ってくれた母にただただ感謝です。
私以上に大変だったと思います。

ちなみにこのワンピに合わせたクラッチバックも作ってくれていました。
私の赤のドレスの残り生地と帯締めと合わせたものです。


母のお陰で色んな人に喜んでもらえて、思い出に残る良い結婚式になりました。

来てくれた皆さんと、お祝いを頂いた皆さんに感謝です。
ありがとうございました!


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2012/05/16

結婚式当日 (前編)

結婚式を挙げてからもうすぐ2ヶ月ですが、肝心な結婚式当日の事を書いてなかったので書いちゃいます。

色んな事を経て (この様子はブログをさかのぼって見て下さい) やっと3/22に結婚式を挙げる事ができました。
結婚式当日もやっぱり色んなハプニングがあったりしましたが、最終的には楽しい結婚式になりました。

以前も書いたとは思いますがイタリアで結婚式を挙げるとしたら2つの方法があります。
教会か市役所。でも教会で結婚式を挙げる事ができるのはキリスト教の人のみ。ですので私は必然的に市役所で挙げる事になりました。

これが市役所です。(この写真はLucio dallaのお別れ式の時の写真ですが。)

市役所の中にこのサラロッサ (赤い部屋) と呼ばれる部屋はあります。↑これです。結婚式用の部屋なのでかなり豪華!そして綺麗!そして私のドレスと同化!! (普通は白のウェディングドレスに映えるのでしょうけど)

通常ウェディングドレスと言えば白ですが、教会式ではないので服の決まりも、色の決まりもありません。着たいものを着る事ができますし、肩もだせます。(教会式だと肩が出せません。)

結婚式は新郎新婦と共にそれぞれに結婚の証人が必要になります。
4人が市長さん (この時は市長代理でした。) の前でサインを書く事になります。
しか〜〜し!
ここで問題発生!
証人をするわけですので、もちろん身元が分かる人でなければなりません。
ですので証人は必ず身分証明書が必要になります。
ここで私は証人になってくれる友達に身分証明書を持って来て、というのを忘れていた事に気づきます。(あちゃ〜〜)
その友達はわざわざアフリカから来てくれたのですが身分証明書はアフリカに置いて来たとの事。。。。。

と、そこで他の日本人の友達に頼むのですが、いくら身分証明書を持っていてもイタリア語がしゃべれないと駄目と言われ。(ここでみんな顔を見合わせ途方に暮れていた。)
誰か!身分証明書持ってる人手を挙げて!状態。
そしてなんとか決まり、、式を進める事ができました。
ここで誰も持ってなかったら、『今から家帰って身分証を持ってきま〜す!!』的な事になってたのだろうか。。。(汗)
ただイタリア人は身分証明書は常に持参が当たり前なので多分そんな事にはなってなかったとは思いますが。

しかしこの結婚式、誰も仕切ってくれないのでいつ部屋に入って、いつ始まるのかまったく分かりませんでした。(てきと〜)
そしてあっさり約15分くらいで式は終わり、部屋の中でみんなで写真を撮りまくってたら、次の方が待ってるので早くしてくださいね〜と言われてしまいました。。。。。
結婚式は市役所の人にとったら仕事なので流れ作業ですね。
部屋の外で撮った写真。叔母、母、MILA夫、私ですが、私のドレスはもちろん、叔母と母のドレス、MILA夫の蝶ネクタイとハンカチーフは母が着物の生地で手作りしたものです。

長い階段を降ります。階段を降りきった所でライスシャワーを浴びましたが、友達がちゃんと日本米を用意してくれてました。素晴らしい!

その後はレストランまでみんなで歩きました。

お店のたくさん並ぶ通りです。

野菜がいっぱいの通りです。

その道の途中。初めてのデートをしたバーの前を通りかかり写真を撮ろうとした所、バーのお兄さんに写真を撮るのを待て!と言われ、いきなりシャンパンをごちそうになりました。こんなハプニングがあるのもイタリアらしい!

歩きながらボローニャの主要な場所で写真を撮りました。

街を歩いてると、とにかく見知らぬ人から写真を撮られまくり (隣にいる友達は特に) 一緒に写真を撮って下さいとも言われ、、、、イタリア人 (他の国の観光客もいましたが) からすると相当珍しい事だったと思われます。
そして道すがら、みんなが普通におめでとう!とか声をかけてくれたのがまたイタリアらしくて街中の人からお祝いを受けてる気分になりました。

と、続きはまた次回。
最後の最後にまた思わぬハプニングが起きますのでお楽しみに。


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