2008/10/24

美容院

イタリアにいる時間が長くてもどんなに長くても我慢する事がある。

それは美容院。

そして日本にいれば絶対に1ヶ月に1度は訪れるはずの美容院。
東京に戻り、何ヶ月ぶりかにいつもの美容師さんにやってもらえるこの幸せな時間。

だけど。。。。。
イタリアの美容院の噂。
絶対に言った通りにしてもらえないという都市伝説。
美容師の意思で仕上げられてしまう。
この方が似合うと思うから!なんて言われる。

そんな事を聞いていたらますます行けないのだ。

そしてそんな事をいいながらも私の同居人の日本人の友達は美容院に行ってみた。

帰ってきた友達を見て私はふと思う。
何年前の髪型なんだろうか????古い?!

友達もなんとなく雰囲気で分かってたらしくやはり思い通りに仕上げてもらえなかったと言う。

なにがイタリア人の美容師さんにとって難しいか。
日本人の髪はまっすぐ重い
イタリア人の髪(ヨーロッパの人と言った方がよいのか)か軽くて柔らかい。(うらやましい)

日本人からすると重いので軽くして下さい、というよくある文句が通用しないらしい。
感覚的にないので毛をすいて軽くすると言う行為は必要がない。

ヨーロッパの人の髪の毛を適当に切ったとしてもかなりごまかせるらしいが日本人の髪は慎重に丁寧にそして繊細に切らなければ思った通りの髪に仕上がらないらしい。

ということは日本人の美容師さんは技術があるという事ではないのか?
なんてまた一つ日本人のよいところを見つける事ができたのであった。

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