ボローニャで有名な日本人、まず一番に上がるのがヒデ。
サッカー好きのイタリア人らしい答え。
そして次に上がるのが意外な事に丹下健三。
なぜここで建築家の名前が上がるのかと言うと、ボローニャにある大きな展示会場を丹下健三が設計をしたからなのだ。
でもボローニャの街(Centro)の中には、新しい(景観にそぐわない)建物は建てる事が出来ないのでちょっと離れた所にあり、駅からちらりと見える。
そして多分その丹下健三の次に将来名前が上がりそうなのが磯崎新。
何といっても今建設中の新しいボローニャ中央駅が彼の設計になっている。
ボローニャ駅は本当に大きい。イタリアの他の主要都市へ行くにはとても便がよいハブ駅になっているのだ。
そしてそんな大きな駅の横に今建設中。
このでかい青いクレーンの下が工事現場。
工事現場は囲われているのですが少し空いた隙間から工事の様子が見えるようになっています。
Arata Isozaki と名前が。
日本人としてはとても誇らしい。
このプロジェクトは2015年までに完成の予定で、鉄道駅の基本工事に1億6000万ユーロ、駅ビル内の各種設備などの整備に約1億8000万ユーロ、総額3億4000万ユーロの投資額が推定されています。
凄くお金かかってます。
2015年完成予定となってますが、ここはイタリア、予定通り進む訳がないと私は思っています。
が、出来上がっていくのを見るのも楽しいので気長に待つ事にします。
また工事途中を写真UPしていきます。
2 件のコメント:
わー、ポストモダンっていうんですか、カッコいい駅ですね!
生活に芸術要素をふんだんに盛り込もうとして
日本人の建築家さんを選んでくれるなんて嬉しい事ですよね、ホンとに。
昨今、日本人の芸術が世界的に注目され多くの芸術家先生達がご活躍されていらっしゃるみたいですが自分の事でないのに嬉しくなりますね。
特にイタリアは日本をごひいきにしてくださってるみたいでこれまた嬉しい限りですね。
tamさん>
ボローニャの街って色も形も統一されてるし外からきた私には凄く魅力的な街にみえるけどここに住んでる人からするとすべてが同じでつまらないらしい。だからこそ日本の建築は凄い。という。
現代建築がここには少ないから憧れもあるらしいけど、みんなない物ねだりなんだよね。
でもこうやって海外で日本の建築家が作った建物を周りの人に見てもらえるって素晴らしい事だよね。
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