MILA夫のお父さんが亡くなって一年経ち、一周忌のミサに参加するのが目的でした。
いつもは車で行くのですが今回は電車、しかも初のItaloに乗ってみました。
Italoを運営しているのがフェラーリの会長が出資している会社だけあって車体はフェラーリのような赤色。
とにかくかっこいい！
イタリアは今までtrainitaliaしかなかったのですがItaloができたおかげで移動の選択肢が増えました。ボローニャ〜ナポリ間、約４時間で値段はtrainitaliaのほぼ半分でした。
電車の旅は好きです。イタリアの色んな景色が見れますからね。
牛？ヤギ？などもいてかなりのどかです。
さてグラニャーノはナポリから約30kmの位置にある山間の小さな街です。
馬車？も走っています。人を乗せるというより車の代わりに使ってる感じです。
小さい街ですがパスタ発症の地で有名なので知っている人もいるでしょう。日本人の方もビジネスでよく訪れる街です。至る所にPastificio(パスタ工場)があります。
↑DI MARTINOの工場です。
今回グラニャーノに行ったのはミサに参加する目的もありましたがお義母さんの体調もよくなくて様子が見たかったのもありました。
夜も寝れないほどに体調が悪いのに全然治らなく(1年ほど続いている)、なんでだろうと不思議に思っていましたが南の医療のせいだと言う事に今回気づきました。まあとにかく酷い！日本では考えれない。MILA夫はこの土地はそういう状態だと知っているのでボローニャに来るように言うのですがお義母さんはこの土地から離れたくないとの事。。。。気持ちは凄くわかります。。。年を経る度に慣れ親しんだ土地からは離れたくなくなりますよね。
ですので今回は家のお手伝いを色々させてもらいました。
そんな中わかったのが小さい街ならでは、周りの人が色々と手伝ってくれるんですよね。
やはり人との絆が強い南。
例えばお義母さんは歩くのが大変で外に出れないので、近所の人がすべてやってくれます。
さてこれ何だと思いますか？
来ました来ました。
薬が届きました！！！
かごをベランダから下げて入れてもらうんです。このアナログさが面白い！
そしてこのかごに入らない物の場合のパターンもありました。
家のインターフォンが鳴ってエレベーターを呼べと管理人さんに言われて、私は？？？と訳が分からずとりあえずエレベーターのボタンを押して待ってました。扉が開き見知らぬ女性がこれはあなたの物かしら？エレベーターに乗ってたわよ、と渡されたのが食料品。
すごい！この連係プレー！！
小さい街なので大きなスーパーもありません。ですが家の前には小さな商店が並んでいて肉からパンから日用品まですべて揃います。お義母さんは全て顔見知りなので、お店に電話を掛けて頼んだ物を届けてもらっているんです。
大きなスーパーが出来れば小さな商店は閉店に追い込まれる事も多いこの世の中、小さな商店がそれぞれ細々と経営を続けていける事は素晴らしいと思いました。小さい街はその中で成り立っているんですね。大切な事です。
さて、頼まれた用事を済ますのにグラニャーノの隣の街カステランマーレ・ディ・スタビアに来ました。
ここは海が見えて本当にきれいなんです。
落書きだらけの家とゴミと綺麗な海(笑)
右端の壁にBELLO BELLO(きれい きれい)と書かれているのを見てその落書きはきれいじゃないだろう、と突っ込みたくなる衝動をおさえ。。。。。
海岸に。。。
うわ〜〜〜〜〜〜〜！！！！(この驚きはきれいさと汚さの両方)
ヴェスビオ火山と海水浴をする人と椅子の脚。。。。。
景色はきれいなんですがなんといってもゴミが酷い。この景色はまだ綺麗な方です。
南イタリアはきれいなんです、本当にきれいなんです。。。。が人々の考え方などがちょっとずれているというか。。。。。マナーが、、、(ごめんなさい、南の方々)
と、あまり酷い事ばかり書くとよくないのできれいな景色はこちらから→南イタリア
さて最後はお決まりのこれで締めました。
この辺で有名な1mのピザです。
やっぱりここで食べるピザはおいしいな〜と言う事でボローニャに帰ってきました。
次回行く時はお義母さんの元気な顔が見たいな。。。。と。
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