4/19付けのニュースでこんなのがありました。
もともとイタリアには原発があったそうですが、このニュースに書いてあるようにチェルノブイリ原発事故をうけて国民投票で廃止したそうです。
そしてそろそろ原発再開と思ってた矢先に福島の事故。
イタリア国民にとっては凄いタイミングだったと思います。
本当に国民投票目前だったのですから。
イタリア人に聞いてみても今回の事故で怖さがわかったと。
あんなにまじめできっちりしている日本人にも原発が扱えなかったんだからイタリア人には無理だと言っていました。
イタリアではエネルギー需要を80%以上を輸入にたよっています。
フランスの原発で作り出したエネルギーを買っています。
自国で原発は使ってないけど、結局は原発のエネルギーを買っているんですよね。
そこに頼らざるをえないわけです。
原発に関して、今回の事故が起きるまで深く考えた事はありませんでした。
毎日普通に電気が使えてる事に対してどこから来てるのかも考えた事ありませんでした。
学校の授業で習ったよね、くらいしか思いませんでした。
今この自体になって初めて、もっと勉強しておけばよかったと後悔しました。
でも人間というのは何かが起きた時でしか気づけない事もあります。
今回の事件で皆が原発に注目する事になりました。
原発はよくないと、言う事は簡単にできます。
だけどなんで良くないかを知ってから言わなければ只の批判です。
原発は良くないと言う事は今回の事で本当によく分かりましたが、では例えば今、全部原発を止めた場合何で電気を作りだすのか?だったりとか、色々な問題がでてきます。
もう私の産まれた頃にはすでに原発は動いていたんです。それを今すぐに変えろと言う事はできないかもしれません。
そして国を動かしてる人達がやってる事をそのままただ見てただけなのも私達です。
だから今私達に出来る事は何か。やはり節電と選挙に行く事かな。そういう事から少しづつ変えていくしかないのかもと思っています。
私達国民にとって大切なのは政府の発表を鵜呑みにするのではなく、自ら学び、考えて、そして主体的に判断をして行動することだと思いました。
しかしイタリア政府も今回の地震のせいで国民投票を無期限で凍結する事になろうとは思ってなかったでしょうね。
イタリア政府も本当は原発を再開したかったけど、今、国民投票をすると圧倒的に反対されるとわかってるから、やらなかっただけですもんね。
イタリア政府の事もヤバいなと思う事はあるけど、原発に対して国民投票が出来る事は素晴らしいですよね。
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